2008年8月11日

静止画像の表示

とりあえず、[ShowImage]buttonを押すとpictureBox1に静止画像を表示してみました(fig.1)。

                 fig.1
以下がインクルードファイルです。
#include "stdio.h"
#include "highgui.h"
#include "cvaux.h"

以下がbutton event 内のソースになります。

//カメラキャプチャ用の構造体
CvCapture *capture;
//キャプチャ画像用のIplImage
IplImage *Image;

//カメラを初期化をする
if((capture = cvCreateCameraCapture(-1)) == NULL){
  //カメラが見つからなかった場合
  this->label1->ForeColor = System::Drawing::Color::Red;
  this->label1->Text = "Not Find Camera";
  return;
}else{
  this->label1->Text = "Find Camera";
}

//カメラからの入力画像1フレームをframeImageに格納する
Image = cvQueryFrame(capture);

//画像を生成する
IplImage *frameImage = cvCreateImage(cvGetSize(Image), IPL_DEPTH_8U, 3);

//画像の中心を求める
CvPoint2D32f center = cvPoint2D32f(Image->width/2.0, Image->height/2.0);

//行列を生成する
CvMat *rotationMatrix = cvCreateMat(2,3,CV_32FC1);

//変換行列を求める
cv2DRotationMatrix(center, ANGLE, SCALE, rotationMatrix);

//画像の回転を行う
cvWarpAffine(Image, frameImage, rotationMatrix, CV_INTER_LINEAR | CV_WARP_FILL_OUTLIERS, cvScalarAll(0));

//BMPCalssを用意
Bitmap^ bmp = gcnew Bitmap( frameImage->width, frameImage->height,   Imaging::PixelFormat::Format24bppRgb);

//IplImageをBitmapに変換
Imaging::BitmapData^ bmpData;
bmpData = bmp->LockBits(System::Drawing::Rectangle(0, 0, bmp->Width, bmp->Height), Imaging::ImageLockMode::ReadWrite, bmp->PixelFormat );
memcpy( bmpData->Scan0.ToPointer(), frameImage->imageData, frameImage->imageSize );
bmp->UnlockBits(bmpData);

// ピクチャボックスに表示
pictureBox1->Image = bmp;

//キャプチャを開放する
cvReleaseCapture(&capture);

以上。

2008年8月10日

とりあえず、Sampleで画像を表示するアプリをつくってみました!

とりあえず、下記のようなSample Formをつくりました(fig.1)。
Sampleは、ShowImageボタンを押下すると、pictureBox1に画像表示されます。

                  fig.1

早速、#include "highgui.h"を読み込むとエラー発生!(fig.2)

                 fig.2

これは、何ですか?よく分りません。
調べてみると、cxtypes.h"内 の 関数"cvRound()"の定義で、"__asm"を使っているからエラーが出ているようです。以下のサイトを参考にさせてもらいました。ありがとう、とりあえずエラーを回避できましたm(_ _)m。
(参考url:机上の空論-2006年6月アーカイブ-[メモ] VS2005 で OpenCV)

プロジェクトのPATH設定

プロジェクトのPATH設定
次にメニューから[プロジェクト]を選択、プロジェクトの[プロジェクト名+プロパティ]選択すると、プロパティページダイアログが表示される。
左側のツリー一覧の[構成プロパティ]⇒[リンカ]⇒[入力]を選択する。
右側の追加ファイル項目に以下のlibを追加する(fig.1)。

cvcam.lib highgui.lib cxts.lib cv.lib cxcore.lib ml.lib cvaux.lib cvhaartraining.lib

                fig.1
入力が完了したら、[OK]でダイアログを閉じる。

以上でVC++でのOpenCVの設定パスは終了。

2008年8月6日

VC++ 2005  プロジェクト作成とVC++でのPATHの設定

プロジェクト作成
[ファイル]⇒[新しいプロジェクト]
プロジェクトの種類を[Visual C++]、テンプレートを[Windowsフォームアプリケーション]を選択し、プロジェクト名を入力し、[OK]ボタンを押下する(fig.1)。
fig.1

VC++でのPATH設定
[ツール]⇒[オプション](fig.2)                fig.2

[オプション]ダイアログの左側メニュー⇒[プロジェクトおよびソリューション]⇒[VC++ディレクトリ]を選択する。右側の[ディレクトリを表示するプロジェクト]のプルダウンメニューより、[インクルードファイル]を選択する。(fig.3)
                fig.3

[新しい行]ボタンを押下し、以下のパスを追加する(fig.4)。

C:\Program Files\OpenCV\cv\include
C:\Program Files\OpenCV\cvaux\include
C:\Program Files\OpenCV\cxcore\include
C:\Program Files\OpenCV\otherlibs\highgui

                 fig.4

次に[ディレクトリを表示するプロジェクト]のプルダウンメニューより、[ライブラリファイル]を選択し、以下のパスを追加する(fig.5)。

C:\Program Files\OpenCV\lib

                fig.5


以上で、Visual Studio C++ 2005 側の設定が終了。

2008年8月5日

OpenCV for VC++2005

OpenCV(Open Source Computer Vision Library)とは、Intelが公開している画像処理ライブラリです。これを用いれば、動体検知やエッジ検出などの画像処理が比較的簡単にできます。

OpenCVでなにか作りたいなって事で、そのメモにBlogを使用します。
以下に環境を示します。

環境

OS:Windows Vista Home Premium
プロセッサ:2.66GHz
メモリ:2GB

開発環境:Microsoft Visual C++ 2005
使用カメラ:CMS-V22SETBK(url:http://www.sanwa.co.jp/product/syohin.asp?code=CMS-V22SETBK&cate=1)




そして、OpenCVです。




OpenCVは以下からダウンロードします。

http://sourceforge.net/projects/opencvlibrary/

ダウンロード
上記のサイトの[Download Open Computer Vision Library]をクリックします。
遷移したページのLatest File Releases表内のOpenCV_1.0.exeをダウンロードします。

インストール
次にOpenCVをインストールします。
ダウンロードしたOpenCV_1.0.exeを実行します。
以下にインストール手順を示します。

1.[Next]⇒[I accept the agreement]にチェック
2.Next⇒Next⇒Next⇒[Add<....>\OpenCV\bin to the System PATH]にチェック
3.Next⇒Install でインストール開始
4.Finishでインストール完了